症例報告 CASE

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「柏駅」より徒歩約5分 (西口)

四十肩、腰痛に対する鍼治療

主訴:右肩の痛み(四十肩)、腰痛

40代女性

職業:主婦

お悩み・症状

1年半前から右の肩関節が痛み始め、整形外科へ受診したところ、「四十肩」と診断を受け、その後、接骨院へ通院を始めました。

しかし、電気治療と肩甲骨周りのマッサージを受けていたが1年以上経ってもなかなか改善がみられないため、当院にお越しいただきました。

元々、肩が痛み始める前から慢性的な「腰痛」や「肩こり」はあり、最近になって特に長時間歩くと腰も痛くなってきてしまった。

右肩の夜間痛や運動時痛が著明にみられ、ふとした瞬間に右の肩関節に激痛が走ることがあるといった患者様です。

施術内容・経過

肩の動きを診るため、横から手を挙げた時(外転)と前から手を挙げた時(屈曲)を確認したところ。

外転は右肩は約60°程度で痛くて挙げる事ができず。

屈曲も約100°〜120°程でこれ以上は挙げることができない状態でした。

他にも背中や骨盤、股関節の動きを確認したところ、

肩だけではなく、骨盤や股関節、背中にも肩の動きに制限をかけてしまっている要因が隠れていました。

・初回、肩関節周辺の筋緊張および拘縮を改善させるため局所的に鍼治療を行い、肩の動きに連動して動く背中や骨盤周囲の筋肉の固さを取り、関節の柔軟性を獲得できるように調整を行いました。

すると、

外転角度:約60°→約90°程まで挙がるようになり

屈曲:約100°→完全ではありませんが、なんとか180°(真上)まで挙がるようになりました。

治療終了後にセルフケアをお伝えしてその日は終了。

・1週間後に2回目の通院。

前回治療後から悪化することなく治療効果も残っていたため、引き続き肩関節周辺の筋肉の緊張緩和を行い、背中や骨盤周囲の筋肉や関節の柔軟性の獲得を目指し治療を行いました。

その後も週に一度のペースで、計4回程治療を行った結果。

夜間痛は完全に消失。

右肩の外転運動では90°までは運動時痛なし。

挙げずらさはまだかなりありますが、痛みはなく外転もなんとか180°(真上)まで挙げられるようになりました。

引き続き現在も治療中です。

現在は5回程治療を行い、少しずつ運動療法も取り入れ、全身の骨格のバランス、柔軟性を調整しながら治療を行っております。

最後に

こちらの患者様は知人や友人に「四十肩は1年経てば勝手に治るよ」と言われ、動かさないように放置していました。

すると一年経っても全く改善の余地はなく、むしろだんだん可動域の低下と夜間痛は酷くなる一方でもう治らないのではないかと不安になり、知人の紹介にて当院へ起こしいただきました。

以前から腰痛や肩こりがひどく、身体全体的に血流不足を生じていたために肩関節の炎症がなかなか治らずに治療が難渋してしまったのではないかと推測しました。

四十肩(五十肩)だけに限らず、痛みがなかなか改善されない方は局所的な問題だけではなく、身体全体の機能が低下している可能性が多くあります。

当院ではヒトがもつ本来の運動機能を最大限発揮できるように鍼灸整体を用いて痛みのない生活づくりのサポートをさせていただいております。

もし、慢性的な痛みや痺れなどによって生活の制限を感じお悩みの方は一度当院へご相談ください。

ご気軽にご連絡お待ちしております😌